2012年3月期第3四半期決算説明会資料

3778 さくらインターネット

 2012年01月30日12時00分


さくらインターネット株式会社(3778)
2012年3⽉期第3四半期 決算説明会
代表取締役社⻑

⽥中邦裕

2012年1⽉27⽇

さくらインターネット株式会社
(C)Copyright 1996-2012 SAKURA Internet Inc.

⽬次

I.

さくらインターネットについて ・・・・ P.3

II. 業績概要 ・・・・・・・・・・・・・・ P.8
III. 今後の展望 ・・・・・・・・・・・・・ P.16

2

I. さくらインターネットについて

3

1. 会社プロフィール



2005年10⽉に東証マザーズへ上場し、その後も着実な成⻑を重ねる
上場後の業績推移

(単位:百万円)



10,000



さくらインターネット株式会社

7,106

⼤阪市中央区南本町⼀丁⽬8番14号
1999年8⽉17⽇
(サービス開始は1996年12⽉23⽇)



7,812

8,000

本 社 所 在 地
設 ⽴ 年 ⽉ ⽇

8,584

代表取締役 社⻑
取締役 副社⻑
取締役
取締役
取締役(社外)

6,204
6,000
4,398





4,000
2,758

⽥中 邦裕
舘野 正明
川⽥ 正貴
村上 宗久
⽡⾕ 晋⼀

上 場 年 ⽉ ⽇

2,000
207

85

349

723

1,194

0

2005年10⽉12⽇(東証マザーズ)





3⽉末⽇



8億9,530万円



179名




-162






(※2011年12⽉31⽇現在)

-2,000
2006/3期 2007/3期 2008/3期 2009/3期 2010/3期 2011/3期

売上⾼

経常利益

4

2. 事業ドメイン



コロケーションからホスティングまで、データセンターサービス事業を幅広く展開

データセンターサービス事業







当社サービス別売上⾼構成⽐
(2010年度)

仮想ホスティング:

・IaaS型クラウドサービス
・VPSサービス

100%

物理ホスティング:

・専⽤サーバサービス
・レンタルサーバサービス

80%

その他

ホスティング
54.6%

60%









ラック



・ハウジングサービス

当社ドメイン

個室(ケージ)

40%



オープンスペース:

20%

ハウジング
35.2%

0%

5

3. 当社サービスの特徴



スタートアップビジネスから⼤規模サイトの運営にまで対応できる、幅広いサービス・料⾦体系

さくらのレンタルサーバ

■個⼈のユーザ
• ホームページ
• ブログ など

• 独⾃ドメインでサイトを運⽤したい
• ⾃由にアフィリエイトを掲載したい
• 意図していない広告を排除したい

さくらのVPS

■ITエンジニア
• Webサービスの開発環境
• ⾃作アプリの検証環境 など

• 時間やコストをかけず、⼿軽に
開発・検証できる環境が欲しい

専⽤サーバ

■ITコンテンツ企業
• アクセス負荷の⾼いサイト運営
• 個⼈情報の管理 など

• サーバリソースを独⾃に確保したい
• セキュアな環境を構築したい

6

3. 当社サービスの特徴



コストパフォーマンスに優れた、汎⽤性の⾼いシンプルなサービスを提供

当社サービスの競争⼒源泉
■国内有数規模のITインフラ基盤

< 顧客に提供する価値 >

• ⾃社サービスの提供に最適な施設や設備環境
• 国内事業者では最⼤規模となる通信回線容量を確保

コスト
■サービスの⾃社開発・運⽤・サポート体制
• 多様なニーズにも柔軟に対応できる⾃社運営管理体制
• サービス提供に係る全ての⼯程を、⾃社内で⼀体的に
取り組む体制

汎⽤性

信頼性

即応性

拡張性

■国内トップクラスの顧客基盤とブランドバリュー
• ホスティングサービスの利⽤件数は30万件を突破
• ITエンジニアへの⾼い認知度

7

II.業績概要

8

1. サマリー



売上⾼




初期費⽤負担が低いサービスは増加基調であるものの、初期費⽤負担の⾼いサービスや⼤⼝案件の新規受
注が伸び悩む

営業利益・経常利益


⽯狩データセンターの新設や堂島データセンターの設備投資強化などによる経費増
(⾦額:百万円)
(増減額)

(増減率)

6,368

6,839

470

7.4

946

707

-238

-25.2

14.9

10.3

923

659

-264

-28.6

対売上⾼⽐率

14.5

9.6

四半期純利益

459

427

-32

-7.0

対売上⾼⽐率

7.2

6.2

売上⾼
営業利益
対売上⾼⽐率

経常利益

2011/3期
Q3累計

前年同期⽐

2012/3期
Q3累計

科⽬名

※対売上⾼⽐率、増減率、達成率の単位は%

9

2. 損益計算書(四半期推移)



⽯狩データセンターの運⽤開始により、当第3四半期より同データセンターの経費が発⽣し、利益が減少
(⾦額:百万円)
科⽬名

2011/3期

2012/3期

前四半期⽐較
増減額

増減率

2,296

26

1.2

660

566

-93

-14.2

32.4

29.1

24.7

279

310

257

140

-117

-45.6

13.5

12.6

13.6

11.3

6.1

336

277

271

299

239

119

-119

-50.0

14.8

15.9

12.9

12.2

13.2

10.6

5.2

四半期純利益

108

190

160

113

229

136

61

-75

-55.0

対売上⾼⽐率

5.2

9.0

7.4

5.1

10.1

6.0

2.7

Q1

Q2

Q3

Q4

Q1

Q2

Q3

2,094

2,117

2,157

2,215

2,272

2,270

706

714

698

696

736

33.8

33.8

32.4

31.4

314

340

291

15.0

16.1

309

対売上⾼⽐率

売上⾼
売上総利益
対売上⾼⽐率

営業利益
対売上⾼⽐率

経常利益

※対売上⾼⽐率、増減率の単位は%

10

3. サービス別売上⾼(四半期推移)



双⽇グループ会社にハウジングサービスを提供



専⽤サーバサービスと同様の使⽤環境でありながら、初期費⽤負担が低いVPSサービスやクラウドサービスとの
競合が増え、専⽤サーバサービスの新規受注が伸び悩む
(⾦額:百万円)
Q1

2011/3期
Q2
Q3

Q4

Q1

Q2

Q3

750

758

754

756

757

744

756

35.8

35.8

35.0

34.1

33.3

32.8

33.0

772

788

798

825

821

817

801

対売上⾼⽐率

36.9

37.2

37.0

37.2

36.2

36.0

34.9

レンタルサーバ

344

361

375

388

404

420

430

対売上⾼⽐率

16.4

17.1

17.4

17.6

17.8

18.5

18.7



0

10

25

67

74

94

0.0

0.5

1.1

3.0

3.3

4.1

227

208

218

219

221

213

214

10.8

9.8

10.1

9.9

9.7

9.4

9.3

科⽬名

ハウジング
対売上⾼⽐率

専⽤サーバ

VPS
対売上⾼⽐率

その他
対売上⾼⽐率

2012/3期

前四半期⽐較
増減額
増減率

12

1.7

-16

-2.0

9

2.3

19

27.0

0

0.2

※対売上⾼⽐率、増減率の単位は%

11

4. 貸借対照表



流動資産




固定資産




⽯狩データセンターの建設⼯事代⾦の⽀払いによる、現⾦及び預⾦の減少
⽯狩データセンターの新設や堂島データセンターの設備強化による、有形固定資産の増加

負債


上記固定資産の取得に伴う借⼊債務やリース債務の増加
(⾦額:百万円)
科⽬名

2011/3期
Q4末

2012/3期
Q3末

増減額

科⽬名

2011/3期
Q4末

2012/3期
Q3末

増減額

流動資産

4,714

3,304

-1,410

流動負債

3,683

4,166

482

固定資産

5,094

8,008

2,914

固定負債

3,841

4,536

695

(有形固定資産)

4,464

7,204

2,739

負債合計

7,525

8,703

1,178

(無形固定資産)

129

338

209

純資産

2,284

2,609

325

(投資その他資産)

500

466

-34

(株主資本)

2,225

2,609

383

9,809

11,313

1,503

負債純資産合計

9,809

11,313

1,503

資産合計

12

5. キャッシュ・フロー計算書(四半期推移)



営業キャッシュフロー




投資キャッシュフロー




税引前純利益の減少や、中間納付等による⽀払額の増加
⽯狩データセンターの建設⼯事代⾦等による⽀払額の増加

財務キャッシュフロー


⽯狩データセンターの建設⼯事及び設備投資資⾦の資⾦調達と、納税資⾦の借⼊による収⼊増
(⾦額:百万円)
科⽬名

Q1

2011/3期
Q2
Q3

Q4

Q1

2012/3期
Q2

Q3

前四半期
増減額

営業CF

493

503

567

640

297

505

263

-241

投資CF

-271

-238

-639

-1,426

-1,516

-340

-1,720

-1,379

222

265

-72

-785

-1,219

164

-1,456

-1,621

-165

-143

249

2,955

-191

-125

1,251

1,377

56

122

177

2,169

-1,408

34

-204

-238

1,228

1,351

1,528

3,698

2,289

2,323

2,119

営業CF-投資CF
財務CF
現⾦等の増加額
現⾦等の残⾼

13

6. 事業指標



顧客基盤の拡⼤とともに、⼩⼝顧客の売上構成⽐が⾼まり、⼤⼝顧客の解約による事業リスクが低減

(単位:件数)
350,000

ホスティング 利⽤中件数

2011年12⽉度 ⽉額料⾦別データ
(売上構成⽐)
12.8%

300,000

8.9%
40.7%

250,000

1,000万円〜
500〜1,000万円
100〜500万円

15.6%

200,000

50〜100万円
10〜50万円

15.0%

150,000

7.0%

⽉額料⾦

100,000

〜10万円

事業者数

1,000万円〜

0

(2010年)
(2011年)
3⽉ 6⽉ 9⽉ 12⽉ 3⽉ 6⽉ 9⽉ 12⽉
専⽤サーバ

レンタルサーバ

VPS

6

500〜1,000万円

50,000

9

100〜500万円

59

50〜100万円

74

10〜50万円

536

14

7. 2011年10⽉〜12⽉の主なトピック

ITインフラ



⽯狩データセンター、11⽉15⽇より運⽤開始



⽯狩データセンター、世界最⾼⽔準のエネルギー効率が評価され、
『フューチャーシンキング&デザインコンセプト・アワード(※)』 を受賞
(※)次世代に貢献するデータセンターソリューションのアイデアや考え⽅を評価する国際的な賞



事業サービス

バックボーンネットワーク容量を追加増強 : 総容量 244 Gbps



当社初のIaaS型クラウドサービス(※)として、「さくらのクラウド」を
11⽉15⽇より提供開始
(※)サーバなどのITインフラを、インターネット上でオンデマンドに利⽤できるサービス

財務・資本



当社も構成銘柄として選定されている
『東証マザーズCore指数』に連動したETFが新規上場

15

III.今後の展望

16

1. 市場環境

データセンター専業事業者の
インターネットデータセンター市場
セグメント別売上予測
(単位:億円)
800

需要動向
100%

700

ITコストの
削減

IT資産の
オフバランス

BCP/DR対策

初期費⽤負担の
軽減

「所有」から
「利⽤」へ

「都⼼」から
「郊外」へ

80%
600
500

60%

400
40%

300

供給動向

200
20%
100

東⽇本⼤震災

外国企業の
⽇本進出

新規参⼊企業の
増加

0%

0
2007 2008 2009 2010 2011 2012 2013 2014
コロケーション

専有ホスティング

共有ホスティング

成⻑率(コロケーション)

成⻑率(専有ホスティング)

電⼒供給問題
(関東・関⻄圏)

価格競争の更なる激化
(コモディティ化)

成⻑率(共有ホスティング)

出典:IDC Japan 「国内インターネットデータセンター市場 2010年の実績と2010年〜2014年の予測」(J11030104:2011年9⽉)

17

2. 2012年3⽉期 第4四半期以降の主要な取組み

データセンターの競争⼒強化

ITインフラ

エンタープライズ市場の開拓

事業サービス

ITサービスのプラットフォーム化

事業サービス

18

① データセンターの競争⼒強化



サービスラインナップの拡充と収益性向上を⽬的に、データセンターの競争⼒強化を図る
■ ⽯狩データセンターの取組み

変更先データセンターの⽴地候補

・ハウジングサービスの提供

(コロケーション、2010年調査との⽐較)

⽯狩データセンターの地の利やコストメリットを活かした
サービスを開発

東京都

・信⽤の蓄積(信頼性向上)

神奈川

⽯狩データセンターの安定稼働実績を蓄積

千葉
⼤阪
愛知

■既存データセンターの取組み

上記以外の国内

・池袋データセンターの閉鎖
既に同データセンターの機能は、他のデータセンターに集約済

海外



分からない

0

10

20

30

40

2010年調査

(n=82)

施設が⽼朽し、顧客ニーズを充⾜できない


解決策

他のデータセンターに機能集約


2011年調査

(n=72)

50







効率性と収益性が向上

出典:IDC Japan 「国内インターネットデータセンター市場 2010年の実績と2010年〜2014年の予測」(J11030104:2011年9⽉ )

19

② エンタープライズ市場の開拓



顧客ニーズに合わせて、当社の「データセンターサービス」や双⽇グループの「上位レイヤサービス」を販売
データセンターサービス

データセンターサービス

当社のデータセンターサービスのみを提供する

当社のデータセンターサービスと、
双⽇グループの上位レイヤサービスを提供する

例)当社・専⽤サーバサービス

例)当社・ハウジングサービス +

(⾃社開発システムの管理サーバとして)



上位レイヤサービス

双⽇グループ・遠隔システム監査、
ネットワーク機器の構築

双⽇グループが販売する「データセンターサービス」のITインフラ基盤として、当社施設を提供

データセンターサービス

ITインフラ基盤

当社

双⽇グループ
施設利⽤料

顧客

(双⽇グループ)
サービス利⽤料

20

② エンタープライズ市場の開拓



⾼まるDR需要を背景に、双⽇グループと連携して、ITトータルソリューションサービスを提供
DR対策の実施状況
(従業員1,000⼈以上の企業)

16.8
%

15.2
%

12.6
%
13.1
%
(n=191)

ITトータルソリューションサービス
• 各種データセンターサービスの提供

29.8
%
12.6
%

• IT機器の提供
• IT基盤の構築、保守、運⽤、監視
• システムやネットワークの設計、
開発、運⽤・保守

実施済み、今後も変更なし
実施済みだが、強化する予定
実施を予定
実施を検討
実施する予定はない

• ⼤⼿企業の基幹システム
• 官公庁・⾃治体向けITサービス
• SIer

分からない/未定
出典:IDC Japan 「2011年 国内通信事業者のマネージドサービス市場 企業ユーザ調査」(J11030103:2011年6⽉)

21

③ ITサービスのプラットフォーム化



データセンターサービスを⼀元的に管理・運⽤できるプラットフォーム基盤を提供

特⻑

●当社サービス
レンタル
サーバ

VPS

クラウド
専⽤サーバ
ハウジング

 ⼀元管理
複数サービス利⽤者の管理負担が軽減

 サービス間連携
ハイブリッドなサービス利⽤が可能
例:検証・追加開発
本番




クラウド
専⽤サーバ

 スケールアップとスケールアウト
顧客のリソースと事業成⻑に合わせ、
最適なサービス利⽤が可能

▲共通コントロール
パネル
(イメージ)

サービス共通のコントロールパネルで、
顧客の利便性が⾶躍的に向上

22

③ ITサービスのプラットフォーム化



当期は、クラウドサービスとの⾼い親和性を実現する『新世代専⽤サーバサービス』を提供

プラットフォーム化計画

■新世代専⽤サーバサービス
リニューアル前

リニューアル後

メモリ

1GB

16GB

HDD

160GB

1TB

拡張性

最⼤4台まで

無制限

即納性

最短1⽇

最短1時間

1. 各サービスの機能強化
2. サービス連携の実現
3. スケールアップとスケール
アウト
4. サービス⼀元管理の実現

(エントリープラン)






(標準仕様)

操作性に優れた「専⽤コントロールパネル」や「ハードウェアの監視
ツール」など、ユーザの⽣産性を⾼める機能を標準提供!

23

3. 2012年3⽉期



売上⾼




通期⾒通し

初期費⽤負担が低いサービスは増加基調にあるが、初期費⽤負担の⾼いサービスや⼤⼝案件の新規受注が
伸び悩む

営業利益、経常利益、当期純利益


第3四半期までの趨勢ならびに今後当期中に発⽣する予定の経費を再検討
(⾦額:百万円)
科⽬名

売上⾼
営業利益
対売上⾼⽐率

経常利益
対売上⾼⽐率

当期純利益
対売上⾼⽐率

年初予想対⽐

2012/3期
修正前

修正後

増減額

増減率

2011/3期
実績

前年対⽐
増減額

増減率

9,400

9,150

-250

-2.7

8,584

566

6.6

740

760

20

2.7

1,225

-365

-29.8

7.9

8.3

700

710

10

1.4

1,194

-374

-31.3

7.4

7.8

400

450

50

12.5

572

-72

-12.6

4.3

4.9

※対売上⾼⽐率、増減率の単位は%

24

※ 当資料に掲載されている業績予想などは、資料作成時点における弊社の判断に基づい
ており、その情報の正確性を保証するものではありません。
さまざまな要因により、当資料記載の業績予想とは異なる結果となりうることをご承
知おき下さい。

■IRに関するお問い合わせ先
さくらインターネット株式会社 東京⽀社
Tel
E-mail
担当

:03-5332-7077
:ir@sakura.ad.jp
:岡本

25


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