平成24年2月期決算短信[日本基準](連結)

6312 フロイント産業

 2012年04月10日16時20分


平成24年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
平成24年4月10日
上場取引所
大 

上場会社名 フロイント産業株式会社
コード番号 6312
URL http://www.freund.co.jp
代表者
(役職名) 代表取締役社長
(氏名) 伏島 巖
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長
(氏名) 伏島 柳二郎
定時株主総会開催予定日
平成24年5月29日
配当支払開始予定日
有価証券報告書提出予定日
平成24年5月30日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無
: 有 (機関投資家・証券アナリスト向け)

TEL 03-5292-0240
平成24年5月30日

(百万円未満切捨て)

1.  平成24年2月期の連結業績(平成23年3月1日~平成24年2月29日)
(1) 連結経営成績
売上高
営業利益
百万円

24年2月期
23年2月期
(注)包括利益



百万円

(%表示は対前期増減率)

経常利益


当期純利益

百万円



百万円

15,236
14.9
1,065
56.6
1,123
60.9
13,257
2.4
680
△29.9
698
△26.6
24年2月期 550百万円 (104.1%)
23年2月期 269百万円 (―%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利益
1株当たり当期純利益
総資産経常利益率
当期純利益

円銭

24年2月期
23年2月期
(参考) 持分法投資損益

円銭



608
516

17.7
△8.3

売上高営業利益率







7.5
6.6

70.59

59.96

24年2月期  ―百万円

8.5
5.8

7.0
5.1

23年2月期  ―百万円

(2) 連結財政状態
総資産

純資産

自己資本比率

百万円

24年2月期
23年2月期
(参考) 自己資本  

百万円

14,342
12,196
24年2月期  8,356百万円

1株当たり純資産


円銭

58.3
65.2

8,489
8,071
23年2月期  7,952百万円

969.12
922.32

(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー

投資活動によるキャッシュ・フロー

財務活動によるキャッシュ・フロー

現金及び現金同等物期末残高

百万円

百万円

百万円

1,219
65

24年2月期
23年2月期

百万円

△154
△623

△134
△196

3,035
2,132

2.  配当の状況
第1四半期末
円銭

23年2月期
24年2月期
25年2月期(予想)

年間配当金
第3四半期末

第2四半期末
円銭





期末

円銭

0.00
0.00
0.00

配当金総額
(合計)

合計

配当性向 純資産配当
(連結)
率(連結)

円銭

円銭

百万円





15.00
15.00
18.00





15.00
15.00
18.00

129
129

25.0
21.2
22.2

1.6
1.6

3. 平成25年 2月期の連結業績予想(平成24年 3月 1日~平成25年 2月28日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)

売上高

営業利益

経常利益

1株当たり当期
純利益

当期純利益

百万円

第2四半期(累計)
通期



百万円



百万円



百万円



円銭

8,100
16,200

15.7
6.3

600
1,200

39.5
12.7

690
1,310

52.0
16.6

370
700

51.6
15.0

42.91
81.18

※  注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名)
、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更
: 有
② ①以外の会計方針の変更
: 無
③ 会計上の見積りの変更
: 無
④ 修正再表示
: 無
(注)詳細は、23ページ「連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項の変更」をご覧下さい。
「3 会計上の見積りの変更」及び「4 修正再表示」については、「会計上の変更及び誤謬の訂正に関する会計基準」の適用がないことから「無」としており
ます。

(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む)
② 期末自己株式数
③ 期中平均株式数

24年2月期
24年2月期
24年2月期

9,200,000 株 23年2月期
577,620 株 23年2月期
8,622,402 株 23年2月期

9,200,000 株
577,581 株
8,622,427 株

(注)1株当たり当期純利益(連結)の算定の基礎となる株式数については、34ページ「1株当たり情報」をご覧下さい。

(参考)個別業績の概要
1.  平成24年2月期の個別業績(平成23年3月1日~平成24年2月29日)
(1) 個別経営成績
売上高
営業利益

(%表示は対前期増減率)

経常利益

当期純利益

百万円

24年2月期
23年2月期



百万円



百万円



百万円



12,248
10,069

21.7
△1.0

839
495

69.2
△39.4

895
540

65.8
△33.3

486
87

457.8
△81.2

潜在株式調整後1株当たり当期純
利益

1株当たり当期純利益
円銭

24年2月期
23年2月期

円銭

56.40
10.11




(2) 個別財政状態
総資産

純資産

自己資本比率

百万円

24年2月期
23年2月期
(参考) 自己資本

百万円

13,183
11,226
24年2月期  8,456百万円

1株当たり純資産


円銭

64.1
72.1

8,456
8,099
23年2月期  8,099百万円

980.75
939.37

2. 平成25年 2月期の個別業績予想(平成24年 3月 1日~平成25年 2月28日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)

売上高

経常利益

1株当たり当期純利


当期純利益

百万円

第2四半期(累計)
通期



百万円



百万円



円銭

6,400
13,000

15.7
6.1

620
1,180

89.1
31.8

330
630

81.2
29.6

38.27
73.07

※ 監査手続の実施状況に関する表示
この決算短信の開示時点において、金融商品取引法に基づく監査対象外であり、この決算短信の開示時点において、財務諸表に対する監査手続きは終了して
おりません。

※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、本資料発表日現在において入手可能な情報を基礎とした判断および仮定に基づいており、実際
の業績等は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。なお、業績予想に関する事項につきましては、3ページをご参照下さい。

フロイント産業(株)(6312)平成24年2月期決算短信

1.経営成績
(1)経営成績に関する分析
  当連結会計年度におけるわが国経済は、東日本大震災からの復興が進むにつれ、緩やかに持ち直しの動きが見られ
たものの、欧州債務問題に端を発した国際金融不安の高まりと大幅な円高の継続、デフレ経済の長期化、更にはタイ
の洪水による生産活動への影響なども加わり、依然として先行き不透明な状況で推移いたしました。
当社グループの主要ユーザーであります医薬業界は、技術革新の壁に直面し、新薬の創出が困難になりつつあるこ
とに加え、承認審査の厳格化や医療制度の抜本的な見直しが進められております。そのため、人口増加や市場の急成
長が見込まれる新興国への市場の移行や、ジェネリック医薬品の市場拡大が行われております。
こうした情勢のもと、当社グループは独創的な新製品の開発により、顧客ニーズを捉えた営業活動を展開するとと
もに、積極的に新分野への展開を図ってまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高152億36百万円(前連結会計年度比14.9%増)、営業利益10億65百万円
(同56.6%増)、経常利益11億23百万円(同60.9%増)となり、当期純利益は、6億8百万円(同17.7%増)となりまし
た。
セグメントごとの業績は、次のとおりであります。なお、第1四半期連結会計期間より、「セグメント情報等の開示
に関する会計基準」(企業会計基準第17号)及び「セグメント情報等の開示に関する会計基準の適用指針」(企業会計基
準適用指針第20号)を適用しておりますが、同会計基準適用後のセグメント区分方法は、従来の事業の種類別セグメン
ト情報と同一であるため、前年同期比を記載しております。
・機械部門
造粒・コーティング装置を主力とする機械部門においては、当社は「HICOATER-FZ」を中心に、新製品が好調に推移
し、売上高・営業利益ともに増加となりました。米国子会社FREUND-VECTOR CORPORATIONは、国内売上の復調に加え、
海外売上も高水準をキープし、更に高利益率の大型案件も寄与し、8期連続の売上高更新と創業以来最高の営業利益を
達成しました。また、フロイント・ターボ株式会社は、売上高・営業利益ともに順調に推移いたしました。
この結果売上高は95億84百万円(同17.4%増)、セグメント利益は9億7百万円(同46.3%増)となりました。
・化成品部門
化成品部門においては、医薬品の経口剤に使用される機能性添加剤は、主力製品が大手製薬メーカーの特許切れの影
響を受け減少となりましたが、ジェネリックメーカー向けの販売が増加となりました。また、収益面では、生産ライン
や原材料費の見直し等、原価低減に努め利益率の改善を図りました。
食品品質保持剤は、東日本大震災の影響を受け消費が低迷し、積極的な営業活動を展開したものの、売上高・営業利
益とも減少となりました。
一方、栄養補助食品は、当社技術を活用した受託製品が好調に推移し、売上高、営業利益とも大幅に増加となりまし
た。
この結果、売上高は56億53百万円(同9.5%増)、セグメント利益4億70百万円(同20.9%増)となりました。
  
 次期の見通しにつきましては、景気の緩やかな持ち直し傾向が続くことが期待されますが、欧州債務問題や円高の長
期化など、経済の先行きは依然として不透明な状況が続くものと予想されます。
当社グループといたしましては、「中期経営計画(平成24年2月期~平成26年2月期)」の2年目を迎え、機械部
門、化成品部門ともに営業力の更なる強化に努め、新製品の早期上市及び主力製品の販売拡大を図るとともに、開発・
販売のグローバル展開をより積極的に推進してまいります。
これらにより次期業績予想につきましては、売上高162億円(6.3%増)、営業利益12億円(12.7%増)、経常利益13億
10百万円(16.6%増)、当期純利益7億円(15.0%増)を予想しております。なお、海外子会社の業績の通期平均為替レ
ートは、1ドル=80円00銭、ユーロは105円00銭を予想しております。 

2

フロイント産業(株)(6312)平成24年2月期決算短信

(2)財政状態に関する分析
①資産、負債及び純資産の状況
当連結会計年度末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ21億45百万円増加し143億42百万円となりまし
た。主な増減の内訳は、現金及び預金の増加9億2百万円、受取手形及び売掛金の増加8億4百万円、たな卸資産の増加4
億58百万円があったためであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ17億27百万円増加し58億52百万円となりました。主な増減の内訳は、
支払手形及び買掛金の増加7億39百万円、未払法人税等の増加4億52百万円、前受金の増加6億47百万円があったためで
あります。
純資産につきましては、前連結会計年度に比べ4億17百万円増加し84億89百万円となりました。主な要因は、為替換
算差額の減少75百万円、利益剰余金の増加4億79百万円によるものであります。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ9億2百万円増
加(前年同期は9億15百万円の減少)し、当連結会計年度末には30億35百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は、12億19百万円(前年同期比1764.6%増)となりました。売上債権の増加8億13百万
円といった減少要因があったものの、税金等調整前当期純利益4億32百万円の増加、仕入債務の増加7億45百万円、前受
金の増加6億73百万円といった増加要因によるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は、1億54百万円(前年同期は6億23百万円の減少)となりました。これは主に、有形固
定資産の取得による支出1億20百万円、無形固定資産の取得による支出13百万円、保険積立金の積立による支出19百万
円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は、1億34百万円(前年同期は1億96百万円の減少)となりました。これは主に、配当
金の支払額1億29百万円によるものであります。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移 
 

平成21年2月期

平成22年2月期

平成23年2月期

平成24年2月期

自己資本比率(%)

58.9

64.9

65.2

58.3

時価ベースの自己資本比率(%)

21.7

34.7

31.2

30.1

キャッシュ・フロー対有利子負債
比率(年)

0.0

1.6

0.0

0.0

インタレスト・カバレッジ・レシ
オ(倍)

209.0

596.4

37.9

947.4

(注)






自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としておりま
す。
キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業活動によるキャッシュ・
フロー」及び「利息の支払額」を用いております。

3

フロイント産業(株)(6312)平成24年2月期決算短信

(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
  当社は、株主価値の極大化を経営の最重要課題と位置付けており、その成果については、事業環境の変化に対し機
動的かつ適切に対処できるよう企業体質の強化を図りつつ、株主の皆様への利益配分を図りたいと考えております。
利益の配当につきましては、業績に応じた成果配分を行うことを基本として年間の連結配当性向20%を目標とし、
経営基盤の強化や将来の事業拡大を見据えた内部留保の充実等を総合的に勘案しつつ、継続して安定配当を行う方針
であります。  
当期の配当金につきましては、上記方針を踏まえ、1株当たり15円の配当といたしたい所存であります。次期の配
当につきましては、前期より3円増配の1株当たり18円を考えております。
また、当期の内部留保につきましては、将来の事業展開に向けての経営体質強化や事業領域拡大に向けた投資など
に有効に活用してまいります。
(4)事業等のリスク
当社グループの事業は、下記に記載する様々なリスクに晒されており、リスクの顕在化により予期せぬ業績の変動
を被る可能性があります。これらのリスク発生の可能性を認識した上で、可能なかぎり発生の防止に努め、また、発
生した場合は迅速・的確に対処する方針です。ただし、全てのリスクを網羅している訳ではありません。
なお、本項に含まれる将来に関する事項は、当連結会計年度末時点において把握したものです。
①業界動向に関わるリスク
当連結会計年度における売上高のうち、製薬業界向け取引高が過半を占めております。
製薬業界は国内・海外とも再編成時代を迎えており、また、医療費抑制に向けた各国の政策等により、当社グ
ループの業績に影響を及ぼす可能性があります。
②価格競争に関わるリスク
機械事業については、競合企業の低価格攻勢やエンジニアリング会社の参入、中国・東南アジア製の安価な製
品との競合などにより、厳しい価格競争に晒されるリスクが増大しています。当社グループは利益率の低下に対
処すべく、原価低減などに取り組んでおりますが、予想外の価格競争になった場合は、業績に影響を及ぼす可能
性があります。
③取引先との関係等に関わるリスク
国内の機械事業については、その製造部門を特定の業務提携先に大きく依存しており、化成品事業のうち栄養
補助食品についても主要な取引先への販売比率が高まっております。業務提携先の生産能力や技術力、経営状態
や主要販売先の需要動向の著しい変化により、業績に影響を及ぼす可能性があります。
④戦略的パートナーとの提携関係に関わるリスク
当社グループは、新技術・新製品の開発、並びに既存製品の改善・改良などに関して数多くの戦略的提携関係
を構築しておりますが、これらパートナーの戦略上の目標変更や財務上その他の事業上の問題の発生などによ
り、提携関係を維持することが出来なくなる可能性があり、業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑤知的財産権に関わるリスク
研究開発型企業を標榜する当社グループは、特許権を含む知的財産権を厳しく管理し、第三者からの侵害にも
常に注意を払っておりますが、万一、侵害を受けた場合は、期待される収益が失われる可能性があります。ま
た、当社グループの自社製品等が第三者の知的財産権を侵害した場合、係争に発展し、業績に影響を及ぼす可能
性があります。
⑥製造物責任に関わるリスク
当社グループが提供する製品およびサービスには高い信頼性が求められておりますが、欠陥が生じるリスクが
あります。製造物にかかる賠償責任については製造物賠償責任保険に加入しておりますが、保険でカバーされな
いリスクや社会的評価の低下により、当社グループへの信頼は損なわれ、業績に影響を及ぼす可能性がありま
す。

4

フロイント産業(株)(6312)平成24年2月期決算短信

⑦公的規制等に関わるリスク
当社グループが事業展開している世界各地において、事業に関わる許認可、輸出入に関する制限や規制など
様々な公的規制を受けております。また、通商、公正取引、特許、消費者保護、租税、為替管理、環境関連など
の法規制の適用も受けており、これらは随時見直されております。各種規制の動向には十分注視しております
が、遵守できなかった場合、当社グループの活動が制限を受けたり、制裁金などが課される可能性があるなど、
業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑧人材の確保に関わるリスク
当社グループは、新製品を開発し、或いは上市した製品を販売するために有能な人材を確保し、雇用を維持す
る必要があります。そのために、当社グループは技術系大卒者を中心に定期採用を実施し、採用後の社員教育研
修制度などにより人材の確保、育成に努めております。万一、優秀な技術者や高い実績を挙げられる営業員を確
保できない事態や、雇用の維持が出来なくなった場合、当社グループの事業目的の達成が困難となり、業績に影
響を及ぼす可能性があります。
⑨為替変動に関わるリスク
当社グループは、為替リスクを軽減し、または回避するために様々な対策を講じておりますが、事業の国際化
にともない海外売上高は年々増加しており、急激な為替レートの変動は、当社グループの業績に影響を及ぼす可
能性があります。
また、海外連結子会社の現地通貨建ての損益及び資産・負債等は、連結財務諸表作成のために円換算されるた
め、換算時の為替レートにより、円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。
⑩自然災害等に関わるリスク
地震等の自然災害によって、当社グループの製造拠点および設備等が破壊的な損害を被る可能性があります。
火災はもとより、地震により発生する損害に対しては地震保険を付保しているものの、その補償範囲は限定され
ており、操業の中断、生産および出荷が遅延し売上高は減少し、さらに製造拠点等の修復に巨額の費用を要する
ことにより、業績に影響を及ぼす可能性があります。
⑪固定資産の減損リスク
当社グループが保有する固定資産について、経営環境の著しい悪化により、事業の収益性が低下した場合や、
市場価格が著しく下落した場合等には、固定資産の減損会計の適用による減損損失が発生し、当社グループの業
績に影響を及ぼす可能性があります。
⑫海外における事業活動に潜在するリスク
当社グループの事業活動は、米国をはじめ欧州などにも展開しております。これらの海外市場への進出には、
①予期しえない法律や規制、不利な影響を及ぼす租税制度上の変更②不利な政治的または経済的要因の発生③人
材の雇用の難しさ④テロ、戦争、感染症疾病その他の要因による社会的混乱⑤事業環境や競合状況の変化等の内
在するリスクが顕在化する可能性があります。それらのリスクにより、当社グループが海外において不測にも事
業展開できない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。

5

フロイント産業(株)(6312)平成24年2月期決算短信

2.企業集団の状況
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、フロイント産業株式会社(当社)及び子会社5社(うち、連結子会社
5社)により構成されており、事業は機械装置、化成品の製造販売及び治験薬製造受託を行っております。
事業内容と当社及び子会社の当該活動にかかる位置付けは、次のとおりであります。
  なお、当社グループが営んでいる事業内容と、セグメントにおける事業区分は同一であります。
区分

主要製品

主要な会社

製造・販売

当社
FREUND-VECTOR 
CORPORATION
フロイント・ターボ(株)

医薬品添加剤、栄養補助食品

製造・販売

当社

販売

当社

製造

フロイント化成(株)

製薬・食品・化学等の開発研究、
処方検討等の受託
治験薬製造の受託及び仲介

治験薬製造受託及び仲介

当社

医薬品の新剤形の開発
及びその技術供与

機械部門

粉粒体機械装置
粉粒体機械のプラント工事
計器・部品
合成樹脂の微粉砕受託

医薬品の新剤形の開発
及びその技術供与

FREUND PHARMATEC LTD.

食品品質保持剤
化成品部門

以上の企業グループ等について図示すると次のとおりであります。

6

フロイント産業(株)(6312)平成24年2月期決算短信

3.経営方針
(1) 会社の経営の基本方針
当社は昭和39年の創立以来、造粒・コーティング技術をキーテクノロジーとして、独創的な機械装置(ハード)と
製剤技術(ソフト)を一体化した技術開発力を駆使し、研究開発に専念しております。
その特徴は「創造力で未来を拓く」をモットーとして、つぎの“5つの創造”を掲げております。
① 独創性豊かな製品の創造
② 先見力で新しい市場ニーズの創造
③ 組織を活性化する経営基盤の創造
④ 困難に立ち向かうチャレンジ精神の創造
⑤ 潤いのある人間関係の創造
当社は研究開発型企業として、創造力とチャレンジ精神をもって事業展開を図り、健全な成長と一層強固な経営基
盤を構築し、株主、お客さま、社員などステークホルダーとの円滑な関係を維持するとともに、社会への貢献を図っ
てまいります。
(2) 目標とする経営指標
当社は、より収益力の高い会社を目指し、営業利益の絶対額確保を最優先すべき経営目標として掲げております。
そのためには、売上を伸ばしつつ、収益性にも配慮し、売上高営業利益率10%、自己資本利益率(ROE)の向上を中
長期的な目標として設定し、売上高と利益率のバランスのとれた成長を図りたいと考えております。
また効率性の観点から、保有資産の稼動状況・収益力を点検し総資産営業利益率の漸増を図り、社員一人ひとりの
意識変革につながる人事制度の見直しや、開発・技術部門と営業部門の連携強化による価値の創出により「一人当た
り営業利益」の向上に取り組んでおります。
(3) 中長期的な会社の経営戦略
 第5次の「中期経営計画(平成24年2月期~平成26年2月期)」では、平成26年度創業50周年を迎えるに当り、売上
高200億円を目標として『VISION50』をスローガンに掲げ、グループ全体での事業別の再編と戦略目標の設
定を行い、規模の拡大と継続的成長を実現するための体質改善を目指しております。
(4) 会社の対処すべき課題
医薬業界は、大型医薬品の特許が切れた2010年問題や、ジェネリック医薬品の普及、新興国市場への進出、バイオ
ベンチャー企業への争奪戦等活発な動きが続いております。
また、欧州債務問題や円高の長期化など、経済の先行きは依然として不透明な状況が続くものと予想されます。
このような状況をふまえ、当社は、機械事業と化成品事業のシナジー効果を高めることで、競合他社との差別化
を図るとともに、既存事業のさらなる拡大と新規事業への積極的な参入を推進してまいります。また、グローバル市
場に販路を拡大し、米国・欧州子会社を含めたグループ全体での企業価値増大を図ってまいります。

7

フロイント産業(株)(6312)平成24年2月期決算短信

4.連結財務諸表
(1)連結貸借対照表
(単位:千円)
前連結会計年度
(平成23年2月28日)
資産の部
流動資産
現金及び預金
受取手形及び売掛金
商品及び製品
仕掛品
原材料及び貯蔵品
繰延税金資産
前払費用
その他
貸倒引当金

2,132,562
4,150,425
※1
446,489
※1
837,741
※1
131,988
121,112
116,942
347,994
△23,570
8,261,686

※1

流動資産合計
固定資産
有形固定資産
建物及び構築物
減価償却累計額

当連結会計年度
(平成24年2月29日)

3,035,083
4,954,594
※1
251,508
※1
1,219,363
※1
403,611
219,149
108,630
381,906
△19,134
10,554,713
※1

2,354,349
△1,319,060
※1

建物及び構築物(純額)
機械装置及び運搬具
減価償却累計額

2,371,504
△1,396,254
※1

1,035,289
1,044,261
△668,613
375,647

機械装置及び運搬具(純額)
土地
建設仮勘定
その他
減価償却累計額

※1

その他(純額)

1,323,482
16,769
650,359
△454,544
195,815

975,250
1,027,260
△725,714
301,545

※1

1,322,788
22,143
722,391
△482,249
240,141

2,947,004

8

3,787,398

12,196,709

資産合計

288,707
320,231
129,592
173,533
△13,109
898,955

3,935,023

投資その他の資産合計
固定資産合計

10,211
16,362
26,573

291,904
304,417
182,868
187,267
△13,644
952,813

無形固定資産合計
投資その他の資産
投資有価証券
事業保険積立金
繰延税金資産
その他
貸倒引当金

2,861,869

31,945
3,258
35,204

有形固定資産合計
無形固定資産
ソフトウエア
その他

14,342,112

フロイント産業(株)(6312)平成24年2月期決算短信

(単位:千円)
前連結会計年度
(平成23年2月28日)
負債の部
流動負債
支払手形及び買掛金
リース債務
未払法人税等
未払消費税等
未払費用
前受金
賞与引当金
役員賞与引当金
その他

当連結会計年度
(平成24年2月29日)

2,070,954

10,046
302
257,109
576,213
139,248
37,000
410,601
3,501,475
374,281

164,821
50,040

34,097
623,240

株主資本合計
その他の包括利益累計額
その他有価証券評価差額金
為替換算調整勘定
その他の包括利益累計額合計
少数株主持分
純資産合計
負債純資産合計

9

133,465
8,489,558

12,196,709

純資産の部
株主資本
資本金
資本剰余金
利益剰余金
自己株式

3,627
△849,055
△845,427

119,361
8,071,993

負債合計

1,035,600
1,282,890
7,084,177
△201,146
9,201,521

3,786
△773,368
△769,581

固定負債合計

5,852,553

1,035,600
1,282,890
6,604,853
△201,130
8,722,213

固定負債
長期未払金
リース債務
退職給付引当金
負ののれん
資産除去債務
その他

290,280
59,275
165,117
42,245
26,971
63,850
647,740

4,124,716

流動負債合計

2,810,177
16,347
462,635
9,188
272,795
1,223,324
181,242
63,000
166,102
5,204,813

14,342,112

フロイント産業(株)(6312)平成24年2月期決算短信

(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
(単位:千円)
前連結会

Origin: 平成24年2月期決算短信[日本基準](連結)

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