平成26年2月期決算短信〔日本基準〕(連結)

6312 フロイント産業

 2014年04月08日16時20分


平成26年2月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
平成26年4月8日
上場会社名 フロイント産業株式会社 上場取引所 東
コード番号 6312 URL http://www.freund.co.jp
代表者 (役職名) 代表取締役社長 (氏名) 伏島 巖
問合せ先責任者 (役職名) 取締役管理本部長 (氏名) 伏島 柳二郎 TEL 03-5292-0240
定時株主総会開催予定日 平成26年5月29日 配当支払開始予定日 平成26年5月30日
有価証券報告書提出予定日 平成26年5月30日
決算補足説明資料作成の有無 : 有
決算説明会開催の有無 : 有 (機関投資家・証券アナリスト向け)
(百万円未満切捨て)
1. 平成26年2月期の連結業績(平成25年3月1日~平成26年2月28日)
(1) 連結経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
26年2月期 17,616 7.4 1,286 △12.5 1,341 △17.1 787 2.9
25年2月期 16,396 7.6 1,470 38.0 1,618 44.1 765 25.7
(注)包括利益 26年2月期 1,258百万円 (29.4%) 25年2月期 971百万円 (76.6%)
潜在株式調整後1株当たり 自己資本当期純利益
1株当たり当期純利益 当期純利益 率 総資産経常利益率 売上高営業利益率
円銭 円銭 % % %
26年2月期 91.37 ― 8.1 8.8 7.3
25年2月期 88.76 ― 8.7 11.0 9.0
(参考) 持分法投資損益 26年2月期 ―百万円 25年2月期 ―百万円

(2) 連結財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
26年2月期 15,550 10,392 65.8 1,187.51
25年2月期 14,971 9,315 61.4 1,066.73
(参考) 自己資本 26年2月期 10,239百万円 25年2月期 9,197百万円

(3) 連結キャッシュ・フローの状況
営業活動によるキャッシュ・フロー 投資活動によるキャッシュ・フロー 財務活動によるキャッシュ・フロー 現金及び現金同等物期末残高
百万円 百万円 百万円 百万円
26年2月期 1,227 △423 △226 4,107
25年2月期 740 △332 △164 3,387

2. 配当の状況
年間配当金 配当金総額 配当性向 純資産配当
第1四半期末 第2四半期末 第3四半期末 期末 合計 (合計) (連結) 率(連結)
円銭 円銭 円銭 円銭 円銭 百万円 % %
25年2月期 ― 0.00 ― 20.00 20.00 172 22.5 2.0
26年2月期 ― 0.00 ― 25.00 25.00 215 27.4 2.2
27年2月期(予想) ― 0.00 ― 30.00 30.00 32.3
(注)27年2月期期末配当金(予想)の内訳 普通配当 25円00銭 記念配当 5円00銭

3. 平成27年 2月期の連結業績予想(平成26年 3月 1日~平成27年 2月28日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)

売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 1株当たり当期
純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 7,600 △14.4 340 △59.7 390 △55.3 200 △57.5 23.20
通期 18,000 2.2 1,340 4.2 1,420 5.8 800 1.5 92.78
※ 注記事項
(1) 期中における重要な子会社の異動(連結範囲の変更を伴う特定子会社の異動) : 無
新規 ― 社 (社名) 、 除外 ― 社 (社名)
(2) 会計方針の変更・会計上の見積りの変更・修正再表示
① 会計基準等の改正に伴う会計方針の変更 : 有
② ①以外の会計方針の変更 : 無
③ 会計上の見積りの変更 : 有
④ 修正再表示 : 無
(注)詳細は、添付資料18ページ「4.連結財務諸表(5)連結財務諸表に関する注記事項(会計上の見積の変更と区別することが困難な会計方針の変更)を
ご覧ください。
(3) 発行済株式数(普通株式)
① 期末発行済株式数(自己株式を含む) 26年2月期 9,200,000 株 25年2月期 9,200,000 株
② 期末自己株式数 26年2月期 577,685 株 25年2月期 577,620 株
③ 期中平均株式数 26年2月期 8,622,358 株 25年2月期 8,622,380 株



(参考)個別業績の概要
1. 平成26年2月期の個別業績(平成25年3月1日~平成26年2月28日)
(1) 個別経営成績 (%表示は対前期増減率)
売上高 営業利益 経常利益 当期純利益
百万円 % 百万円 % 百万円 % 百万円 %
26年2月期 13,694 1.4 1,241 △8.1 1,360 △10.0 836 △3.2
25年2月期 13,506 10.3 1,350 60.9 1,512 68.9 863 77.7

1株当たり当期純利益 潜在株式調整後1株当たり当期純
利益
円銭 円銭
26年2月期 97.03 ―
25年2月期 100.19 ―

(2) 個別財政状態
総資産 純資産 自己資本比率 1株当たり純資産
百万円 百万円 % 円銭
26年2月期 13,846 9,866 71.3 1,144.27
25年2月期 14,071 9,201 65.4 1,067.18
(参考) 自己資本 26年2月期 9,866百万円 25年2月期 9,201百万円


2. 平成27年 2月期の個別業績予想(平成26年 3月 1日~平成27年 2月28日)
(%表示は、通期は対前期、四半期は対前年同四半期増減率)
1株当たり当期純利
売上高 経常利益 当期純利益

百万円 % 百万円 % 百万円 % 円銭
第2四半期(累計) 6,000 △21.3 400 △57.6 520 △6.9 60.31
通期 13,800 0.8 1,360 △0.0 1,000 19.5 115.98
※ 監査手続の実施状況に関する表示
この決算短信の開示時点において、金融商品取引法に基づく監査対象外であり、この決算短信開示時点において、財務諸表に対する監査手続きは終了してお
りません。
※ 業績予想の適切な利用に関する説明、その他特記事項
本資料に記載されている業績予想等の将来に関する記述は、本資料発表日現在において入手可能な情報を基礎とした判断および仮定に基づいており、実際
の業績等は、今後様々な要因によって大きく異なる結果となる可能性があります。なお、業績予想に関する事項につきましては、添付資料P2「1.経営成績・財
政状態に関する分析(1)経営成績に関する分析」をご覧ください。
○添付資料の目次
 
1.経営成績・財政状態に関する分析 ………… 2
(1)経営成績に関する分析 ………… 2
(2)財政状態に関する分析 ………… 3
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当 ………… 4
(4)事業等のリスク ………… 4
2.企業集団の状況 ………… 6
3.経営方針 ………… 7
(1)会社の経営の基本方針 ………… 7
(2)目標とする経営指標 ………… 7
(3)中長期的な会社の経営戦略 ………… 7
(4)会社の対処すべき課題 ………… 7
4.連結財務諸表 ………… 8
(1)連結貸借対照表 ………… 8
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書 ………… 10
連結損益計算書 ………… 10
連結包括利益計算書 ………… 11
(3)連結株主資本等変動計算書 ………… 12
(4)連結キャッシュ・フロー計算書 ………… 14
(5)連結財務諸表に関する注記事項 ………… 16
(継続企業の前提に関する注記) ………… 16
(連結財務諸表作成のための基本となる重要な事項) ………… 16
(未適用の会計基準等) ………… 18
(表示方法の変更) ………… 18
(追加情報) ………… 18
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更) ………… 18
(連結貸借対照表関係) ………… 19
(連結損益計算書関係) ………… 19
(連結包括利益計算書関係) ………… 21
(連結株主資本等変動計算書関係) ………… 22
(連結キャッシュ・フロー計算書関係) ………… 23
(セグメント情報等) ………… 24
(1株当たり情報) ………… 28
(重要な後発事象) ………… 28
5.個別財務諸表 ………… 29
(1)貸借対照表 ………… 29
(2)損益計算書 ………… 32
(3)株主資本等変動計算書 ………… 35
(4)個別財務諸表に関する注記事項 ………… 37
(継続企業の前提に関する注記) ………… 37
(重要な会計方針) ………… 37
(追加情報) ………… 38
(会計上の見積りの変更と区別することが困難な会計方針の変更) ………… 38
(貸借対照表関係) ………… 39
(損益計算書関係) ………… 40
(株主資本等変動計算書関係) ………… 41
(1株当たり情報) ………… 42
(重要な後発事象) ………… 42
6.その他 ………… 43
(1)役員の異動 ………… 43
(2)その他 ………… 43
 




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フロイント産業(株)(6312)平成26年2月期決算短信
1.経営成績・財政状態に関する分析
(1)経営成績に関する分析
  当連結会計年度におけるわが国経済は,政府や日銀による経済対策や金融政策の効果などから円高の是正や株高が進
み、企業収益の改善や個人消費の持ち直し傾向が見られるなど、緩やかな回復基調となりました。しかしながら、欧
州債務問題の長期化や新興国経済の成長鈍化など世界経済の下振れリスクによる影響が懸念され、依然として先行き
不透明な状況で推移いたしました。
当社グループの主要ユーザーであります医薬業界は、大型製品の相次ぐ特許切れの影響に加え、各国で財政再建を
背景とする医療費抑制策の強化が進んでいることなどにより、先進国を中心に成長が鈍化しております。また、研究
開発においても、承認審査の厳格化や技術革新の壁に直面し、画期的な新薬の創出が困難になってきております。そ
のため、人口増加や市場の急成長が見込まれる新興国への市場の移行や、ジェネリック医薬品の市場拡大が行われて
おります。
こうした情勢のもと、当社グループは独創的な新製品の開発により、顧客ニーズを捉えた営業活動を展開するとと
もに、積極的に新分野への展開を図ってまいりました。
この結果、当連結会計年度の業績は、売上高176億16百万円(前連結会計年度比7.4%増)、営業利益12億86百万円
(同12.5%減)、経常利益13億41百万円(同17.1%減)、当期純利益7億87百万円(同2.9%増)となりました。
セグメントごとの業績は、次のとおりであります。
 
・機械部門
造粒・コーティング装置を主力とする機械部門においては、当社は産業機械部門の不振やアジア市場開拓の遅れによ
り苦戦したものの、国内医薬向けが好調に推移し、売上高・営業利益とも増加となりました。米国子会社FREUND-
VECTOR CORPORATIONは、新興国への積極的な営業展開を図り10期連続の売上高更新を達成しました。一方、フロイン
ト・ターボ株式会社は、産業機械市場の減速により受注高が減少し売上高・営業利益とも減少となりました。
この結果売上高は110億4百万円(同11.0%増)、セグメント利益は12億42百万円(同6.0%増)となりました。
・化成品部門
化成品部門においては、医薬品の経口剤に使用される機能性添加剤は、ジェネリックメーカーへの積極的な営業活動
を図るものの、一部製品の生産調整や円安による輸入原料価格上昇等の影響により、売上高、営業利益とも減少となり
ました。食品品質保持剤は、競争激化の中、積極的な営業展開を図り売上高は増加となりましたが、原材料費の値上げ
等により営業利益は微減となりました。一方、当社技術を活用した栄養補助食品は、引き続き好調に推移し売上高、営
業利益とも増加となりました。
この結果、売上高は66億11百万円(同2.0%増)、セグメント利益3億79百万円(同32.9%減)となりました。
 
次期の見通しにつきましては、わが国経済は、緩やかな回復基調となりましたが、4月に実施された消費税率の引き
上げによる影響や海外における政治情勢からの経済不安など、経営環境は依然不透明な状況が続くものと予測されま
す。
このような環境のなか、当社グループといたしましては、「新中期経営計画(平成27年2月期~平成29年2月期)
Change & Challenge」を基に次なるステージに飛躍するための創造的成長の実現及び筋肉質な企業体質への変貌を基
本戦略に、機械部門、化成品部門ともに営業力の一層強化に努め、新製品の早期上市及び主力製品の販売拡大を図ると
ともに、開発・販売のグローバル展開をより積極的に推進してまいります。
 
これらにより次期業績予想につきましては、売上高180億円(2.2%増)、営業利益13億40百万円(4.2%増)、経常利
益14億20百万円(5.8%増)、当期純利益8億00百万円(1.5%増)を予想しております。なお、海外子会社の業績の通期
平均為替レートは、1ドル=103円00銭、1ユーロ=142円00銭を予想しております。
 




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フロイント産業(株)(6312)平成26年2月期決算短信
(2)財政状態に関する分析
①資産、負債及び純資産の状況
当連結会計年度末の資産につきましては、前連結会計年度末に比べ5億79百万円増加し155億50百万円となりました。
これは主に、現金及び預金の増加9億83百万円があったためであります。
負債につきましては、前連結会計年度末に比べ4億98百万円減少し51億57百万円となりました。これは主に、前受金
の減少3億52百万円があったためであります。
純資産につきましては、前連結会計年度末に比べ10億77百万円増加し103億92百万円となりました。これは主に、利
益剰余金の増加6億15百万円、為替換算調整勘定の増加4億27百万円によるものであります。
②キャッシュ・フローの状況
当連結会計年度末における現金及び現金同等物(以下「資金」という。)は、前連結会計年度末と比べ7億19百万円
増加(前年同期は3億52百万円の増加)し、当連結会計年度末には41億7百万円となりました。
当連結会計年度における各キャッシュ・フローの状況とそれらの要因は次のとおりであります。
(営業活動によるキャッシュ・フロー)
営業活動の結果増加した資金は、12億27百万円(前年同期比65.7%増)となりました。これは主に、法人税等の支払
額8億5百万円、前受金の減少4億47百万円、仕入債務の減少1億13百万円等の減少要因があったものの、減価償却費
3億3百万円、売上債権の減少4億53百万円、たな卸資産の減少5億52百万円、税金等調整前当期純利益13億23百万円
等の増加要因が計上されたことによるものであります。
(投資活動によるキャッシュ・フロー)
投資活動の結果減少した資金は、4億23百万円(前年同期は3億32百万円の減少)となりました。これは主に、定期
預金の払戻による収入2億59百万円があったものの、定期預金の預入による支出4億41百万円、有形固定資産の取得に
よる支出2億64百万円によるものであります。
(財務活動によるキャッシュ・フロー)
財務活動の結果減少した資金は、2億26百万円(前年同期は1億64百万円の減少)となりました。これは主に、配当
金の支払額1億72百万円、リース債務の返済による支出59百万円によるものであります。
(参考)キャッシュ・フロー関連指標の推移
  平成23年2月期 平成24年2月期 平成25年2月期 平成26年2月期

自己資本比率(%) 65.2 58.3 61.4 65.8

時価ベースの自己資本比率(%) 31.2 30.1 85.2 65.6
キャッシュ・フロー対有利子負債
0.0 6.2 10.8 20.0
比率(%)
インタレスト・カバレッジ・レシ
37.9 947.4 344.7 252.5
オ(倍)
(注) 自己資本比率:自己資本/総資産
時価ベースの自己資本比率:株式時価総額/総資産
キャッシュ・フロー対有利子負債比率:有利子負債/キャッシュ・フロー
インタレスト・カバレッジ・レシオ:キャッシュ・フロー/利払い
※ いずれも連結ベースの財務数値により計算しております。
※ 株式時価総額は自己株式を除く発行済株式数をベースに計算しております。
※ 有利子負債は、連結貸借対照表に計上されている負債のうち、利子を支払っている全ての負債を対象としておりま
す。
※ キャッシュ・フロー及び利払いは、連結キャッシュ・フロー計算書に計上されている「営業活動によるキャッシュ・
フロー」及び「利息の支払額」を用いております。
 




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フロイント産業(株)(6312)平成26年2月期決算短信
(3)利益配分に関する基本方針及び当期・次期の配当
  当社は、株主価値の極大化を経営の最重要課題と位置付けており、その成果については、事業環境の変化に対し機
動的かつ適切に対処できるよう企業体質の強化を図りつつ、株主の皆様への利益配分を図りたいと考えております。
利益の配当につきましては、業績に応じた成果配分を行うことを基本として年間の連結配当性向30%を目標とし、
経営基盤の強化や将来の事業拡大を見据えた内部留保の充実等を総合的に勘案しつつ、継続して安定配当を行う方針
であります。
当期の配当金につきましては、上記方針を踏まえ、1株当たり25円の配当といたしたい所存であります。次期の配
当につきましては、前期と同じく1株当たり25円の配当に創立50周年の記念配当1株当たり5円を加え1株当たり30円
を予定しております。
また、当期の内部留保につきましては、将来の事業展開に向けての経営体質強化や事業領域拡大に向けた投資など
に有効に活用してまいります。
 
(4)事業等のリスク
当社グループの事業は、下記に記載する様々なリスクに晒されており、リスクの顕在化により予期せぬ業績の変動
を被る可能性があります。これらのリスク発生の可能性を認識した上で、可能なかぎり発生の防止に努め、また、発
生した場合は迅速・的確に対処する方針です。ただし、全てのリスクを網羅している訳ではありません。
なお、本項に含まれる将来に関する事項は、当連結会計年度末時点において把握したものです。
 
①業界動向に関わるリスク
当連結会計年度における売上高のうち、製薬業界向け取引高が過半を占めております。
製薬業界は国内・海外とも再編成時代を迎えており、また、医療費抑制に向けた各国の政策等により、当社グ
ループの業績に影響を及ぼす可能性があります。


②価格競争に関わるリスク
機械事業については、競合企業の低価格攻勢やエンジニアリング会社の参入、中国・東南アジア製の安価な製
品との競合などにより、厳しい価格競争に晒されるリスクが増大しています。当社グループは利益率の低下に対
処すべく、原価低減などに取り組んでおりますが、予想外の価格競争になった場合は、業績に影響を及ぼす可能
性があります。


③取引先との関係等に関わるリスク
国内の機械事業については、その製造部門を特定の業務提携先に大きく依存しており、化成品事業のうち栄養
補助食品についても主要な取引先への販売比率が高まっております。業務提携先の生産能力や技術力、経営状態
や主要販売先の需要動向の著しい変化により、業績に影響を及ぼす可能性があります。


④戦略的パートナーとの提携関係に関わるリスク
当社グループは、新技術・新製品の開発、並びに既存製品の改善・改良などに関して数多くの戦略的提携関係
を構築しておりますが、これらパートナーの戦略上の目標変更や財務上その他の事業上の問題の発生などによ
り、提携関係を維持することが出来なくなる可能性があり、業績に影響を及ぼす可能性があります。


⑤知的財産権に関わるリスク
研究開発型企業を標榜する当社グループは、知的財産管理の専門部署を設置し、特許権を含む知的財産権を厳
しく管理しておりますが、国内外で事業を展開するため、事業上の競合者等から知的財産権に関わる侵害を被る
可能性があり、万一、侵害を受けた場合は、期待される収益が失われる可能性があります。また、当社グループ
の自社製品等が第三者の知的財産権を侵害した場合、係争に発展し、業績に影響を及ぼす可能性があります。


⑥製造物責任に関わるリスク
当社グループが提供する製品およびサービスには高い信頼性が求められておりますが、欠陥が生じるリスクが
あります。製造物にかかる賠償責任については製造物賠償責任保険に加入しておりますが、保険でカバーされな
いリスクや社会的評価の低下により、当社グループへの信頼は損なわれ、業績に影響を及ぼす可能性がありま
す。
 




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フロイント産業(株)(6312)平成26年2月期決算短信
⑦公的規制等に関わるリスク
当社グループが事業展開している世界各地において、事業に関わる許認可、輸出入に関する制限や規制など
様々な公的規制を受けております。また、通商、公正取引、特許、消費者保護、租税、為替管理、環境関連など
の法規制の適用も受けており、これらは随時見直されております。各種規制の動向には十分注視しております
が、遵守できなかった場合、当社グループの活動が制限を受けたり、制裁金などが課される可能性があるなど、
業績に影響を及ぼす可能性があります。
 
⑧人材の確保に関わるリスク
当社グループは、新製品を開発し、或いは上市した製品を販売するために有能な人材を確保し、雇用を維持す
る必要があります。そのために、当社グループは技術系大卒者を中心に定期採用を実施し、採用後の社員教育研
修制度などにより人材の確保、育成に努めております。万一、優秀な技術者や高い実績を挙げられる営業員を確
保できない事態や、雇用の維持が出来なくなった場合、当社グループの事業目的の達成が困難となり、業績に影
響を及ぼす可能性があります。


⑨為替変動に関わるリスク
当社グループは、為替リスクを軽減し、または回避するために様々な対策を講じておりますが、事業の国際化
にともない海外売上高は年々増加しており、急激な為替レートの変動は、当社グループの業績に影響を及ぼす可
能性があります。
また、海外連結子会社の現地通貨建ての損益及び資産・負債等は、連結財務諸表作成のために円換算されるた
め、換算時の為替レートにより、円換算後の価値が影響を受ける可能性があります。

⑩自然災害等に関わるリスク
地震等の自然災害によって、当社グループの製造拠点および設備等が破壊的な損害を被る可能性があります。
火災はもとより、地震により発生する損害に対しては地震保険を付保しているものの、その補償範囲は限定され
ており、操業の中断、生産および出荷が遅延し売上高は減少し、さらに製造拠点等の修復に巨額の費用を要する
ことにより、業績に影響を及ぼす可能性があります。


⑪固定資産の減損リスク
当社グループが保有する固定資産について、経営環境の著しい悪化により、事業の収益性が低下した場合や、
市場価格が著しく下落した場合等には、固定資産の減損会計の適用による減損損失が発生し、当社グループの業
績に影響を及ぼす可能性があります。


⑫海外における事業活動に潜在するリスク
当社グループの事業活動は、米国をはじめ欧州などにも展開しております。これらの海外市場への進出には、
①予期しえない法律や規制、不利な影響を及ぼす租税制度上の変更②不利な政治的または経済的要因の発生③人
材の雇用の難しさ④テロ、戦争、感染症疾病その他の要因による社会的混乱⑤事業環境や競合状況の変化等の内
在するリスクが顕在化する可能性があります。それらのリスクにより、当社グループが海外において不測にも事
業展開できない場合には、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。




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フロイント産業(株)(6312)平成26年2月期決算短信
2.企業集団の状況
当社グループ(当社及び当社の関係会社)は、フロイント産業株式会社(当社)及び子会社5社(うち、連結子会社
5社)により構成されており、事業は機械装置、化成品の製造販売及び治験薬製造受託を行っております。
事業内容と当社及び子会社の当該活動にかかる位置付けは、次のとおりであります。
  なお、当社グループが営んでいる事業内容と、セグメントにおける事業区分は同一であります。
区分 主要製品 主要な会社
粉粒体機械装置 当社
粉粒体機械のプラント工事 FREUND-VECTOR
機械部門 製造・販売
計器・部品 CORPORATION
合成樹脂の微粉砕受託 フロイント・ターボ(株)
医薬品添加剤、栄養補助食品 製造・販売 当社
  販売 当社
食品品質保持剤
  製造 フロイント化成(株)
化成品部門 製薬・食品・化学等の開発研究、
処方検討等の受託 治験薬製造受託及び仲介 当社
治験薬製造の受託及び仲介
医薬品の新剤形の開発 医薬品の新剤形の開発
FREUND PHARMATEC LTD.
及びその技術供与 及びその技術供与
以上の企業グループ等について図示すると次のとおりであります。
 




 




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3.経営方針
(1) 会社の経営の基本方針
当社は昭和39年の創立以来、造粒・コーティング技術をキーテクノロジーとして、独創的な機械装置(ハード)と
製剤技術(ソフト)を一体化した技術開発力を駆使し、研究開発に専念しております。
その特徴は「創造力で未来を拓く」をモットーとして、つぎの“5つの創造”を掲げております。
① 独創性豊かな製品の創造
② 先見力で新しい市場ニーズの創造
③ 組織を活性化する経営基盤の創造
④ 困難に立ち向かうチャレンジ精神の創造
⑤ 潤いのある人間関係の創造
当社は研究開発型企業として、創造力とチャレンジ精神をもって事業展開を図り、健全な成長と一層強固な経営基
盤を構築し、株主、お客さま、社員などステークホルダーとの円滑な関係を維持するとともに、社会への貢献を図っ
てまいります。


(2) 目標とする経営指標
当社は、より収益力の高い会社を目指し、営業利益の絶対額確保を最優先すべき経営目標として掲げております。
そのためには、売上を伸ばしつつ、収益性にも配慮し、売上高営業利益率10%、自己資本利益率(ROE)の向上を中
長期的な目標として設定し、売上高と利益率のバランスのとれた成長を図りたいと考えております。
また効率性の観点から、保有資産の稼動状況・収益力を点検し総資産営業利益率の漸増を図り、社員一人ひとりの
意識変革につながる人事制度の見直しや、開発・技術部門と営業部門の連携強化による価値の創出により「一人当た
り営業利益」の向上に取り組んでおります。


(3) 中長期的な会社の経営戦略
第5次の「中期経営計画(平成24年2月期~平成26年2月期)」では、平成26年度創業50周年を迎えるにあたり売上高
200億円を目標として『VISION50』をスローガンに掲げ、グループ全体での事業別の再編と戦略目標の設定を行いま
した。また、規模拡大と継続的成長実現のための体質改善を目指し「既存事業の更なる拡大」「新規事業への参入」
「グローバル戦略強化」の3つの成長戦略に重点的に取り組みました。しかしながら、アジア市場の開拓の遅れや産
業機械市場の減速に加え、為替の影響等による輸入諸原料の価格上昇を受け事業環境は厳しさを増し、中期経営計画
の最終年度である平成26年2月期は計画数値未達に終わりました。


第6次の「中期経営計画(平成27年2月期~平成29年2月期)」では、更なる飛躍をするために、前中期経営計画で達
成できなかった目標を見直し、最重要課題について定めた『100年企業に向けた第2の創業へ Change & Challenge』
を策定しました。新中期経営計画では『次なるステージに飛躍するための創造的成長の実現及び筋肉質な企業体質へ
の変貌』を基本戦略に、当社グループ全体で一体感のある運営を行うことを主眼としており、平成29年2月期には、
連結売上高230億円、連結営業利益23億円を目指してまいります。


(4) 会社の対処すべき課題
医薬業界を取り巻く環境は、新興国の成長や世界的な高齢化進展によって医薬品への期待・ニーズが増大する一
方、より困難な疾患への研究開発の難度上昇や各国の財政危機を背景とした医療費抑制など、激しく変化しておりま
す。また、欧州債務問題の長期化や海外における政治情勢からの経済不安など、経済の先行きは依然として不透明な
状況が続くものと予想されます。
このような状況をふまえ、当社グループは機械事業と化成品事業のシナジー効果を高めることで、競合他社との差
別化を図るとともに、既存事業のさらなる拡大と新規事業への積極的な参入に推進してまいります。海外展開におい
ては、グローバル市場に販路を拡大し、米国・欧州子会社を含めたグループ全体での企業価値増大を図ってまいりま
す。
 
 




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フロイント産業(株)(6312)平成26年2月期決算短信
4.連結財務諸表
(1)連結貸借対照表
 
    (単位:千円)

  前連結会計年度 当連結会計年度
(平成25年2月28日) (平成26年2月28日)
資産の部    
流動資産    
現金及び預金 3,617,368 4,600,568
受取手形及び売掛金 ※1 4,764,656 ※1 4,409,286

商品及び製品 ※1 210,802 ※1 202,036

仕掛品 ※1 1,497,497 ※1 937,572

原材料及び貯蔵品 ※1 394,182 ※1 535,596

前払費用 114,663 123,403
繰延税金資産 285,351 210,076
その他 227,221 345,239
貸倒引当金 △26,839 △32,670
流動資産合計 11,084,903 11,331,109
固定資産    
有形固定資産    
建物及び構築物 2,460,598 2,606,158
減価償却累計額 △1,491,002 △1,614,554
建物及び構築物(純額) ※1 969,595 ※1 991,603

機械装置及び運搬具 1,091,261 1,294,157
減価償却累計額 △791,017 △883,920
機械装置及び運搬具(純額) 300,243 410,237
土地 ※1 1,324,424 ※1 1,327,906

建設仮勘定 60,786 20,662
その他 821,507 986,001
減価償却累計額 △566,369 △684,285
その他(純額) 255,137 301,715
有形固定資産合計 2,910,188 3,052,125
無形固定資産    
ソフトウエア 13,387 175,042
その他 16,362 3,258
無形固定資産合計 29,749 178,301
投資その他の資産    
投資有価証券 309,056 315,502
事業保険積立金 348,480 340,161
繰延税金資産 140,053 157,619
その他 160,988 187,005
貸倒引当金 △12,319 △11,296
投資その他の資産合計 946,258 988,992
固定資産合計 3,886,197 4,219,419
資産合計 14,971,100 15,550,529
 




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フロイント産業(株)(6312)平成26年2月期決算短信
 
    (単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
  (平成25年2月28日) (平成26年2月28日)
負債の部    
流動負債    
支払手形及び買掛金 2,478,182 2,068,855
電子記録債務 - 317,482
リース債務 20,393 65,017
未払法人税等 464,890 170,561
未払消費税等 57,056 64,701
未払費用 275,625 376,966
前受金 1,279,621 926,851
賞与引当金 234,156 197,204
役員賞与引当金 86,000 65,000
資産除去債務 - 22,000
その他 119,848 128,084
流動負債合計 5,015,774 4,402,725
固定負債    
長期未払金 326,950 330,859
リース債務 59,809 179,849
退職給付引当金 168,860 176,520
負ののれん 34,451 26,656
資産除去債務 27,396 15,253
その他 22,596 25,773
固定負債合計 640,063 754,912
負債合計 5,655,838 5,157,637
純資産の部    
株主資本    
資本金 1,035,600 1,035,600
資本剰余金 1,282,890 1,280,522
利益剰余金 7,720,198 8,335,593
自己株式 △201,146 △201,269
株主資本合計 9,837,542 10,450,446
その他の包括利益累計額    
その他有価証券評価差額金 14,365 14,934
為替換算調整勘定 △654,152 △226,280
その他の包括利益累計額合計 △639,786 △211,346
少数株主持分 117,506 153,791
純資産合計 9,315,262 10,392,891
負債純資産合計 14,971,100 15,550,529
 




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フロイント産業(株)(6312)平成26年2月期決算短信
(2)連結損益計算書及び連結包括利益計算書
(連結損益計算書)
 
    (単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
  (自 平成24年3月1日 (自 平成25年3月1日
至 平成25年2月28日) 至 平成26年2月28日)
売上高 16,396,939 17,616,284
売上原価 11,313,798 12,377,597
売上総利益 5,083,141 5,238,686
販売費及び一般管理費 ※1,※2 3,612,985 ※1,※2 3,952,140

営業利益 1,470,155 1,286,546
営業外収益    
受取利息 2,558 1,695
受取配当金 4,753 4,716
受取技術料 12,411 15,068
受取賃貸料 4,589 3,824
保険解約返戻金 77,565 -
為替差益 27,541 12,679
負ののれん償却額 7,794 7,794
その他 14,478 15,069
営業外収益合計 151,692 60,847
営業外費用    
支払利息 2,147 4,860
その他 1,410 604
営業外費用合計 3,558 5,464
経常利益 1,618,290 1,341,929
特別利益    
固定資産売却益 ※3 21,773 ※3 4,665

特別利益合計 21,773 4,665
特別損失    
固定資産除却損 ※4 937 ※4 616

訴訟関連費用 301,360 -
減損損失 - ※5 22,533

特別損失合計 302,297 23,149
税金等調整前当期純利益 1,337,765 1,323,445
法人税、住民税及び事業税 658,655 441,615
法人税等調整額 △74,219 78,792
法人税等合計 584,435 520,408
少数株主損益調整前当期純利益 753,330 803,036
少数株主利益又は少数株主損失(△) △12,026 15,194
当期純利益 765,356 787,841
 




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フロイント産業(株)(6312)平成26年2月期決算短信
(連結包括利益計算書)
 
    (単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
  (自 平成24年3月1日 (自 平成25年3月1日
至 平成25年2月28日) 至 平成26年2月28日)
少数株主損益調整前当期純利益 753,330 803,036
その他の包括利益    
その他有価証券評価差額金 10,738 568
為替換算調整勘定 207,833 454,520
その他の包括利益合計 ※1 218,571 ※1 455,088
包括利益 971,902 1,258,125
(内訳)    
親会社株主に係る包括利益 970,998 1,216,281
少数株主に係る包括利益 903 41,844
 




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フロイント産業(株)(6312)平成26年2月期決算短信
(3)連結株主資本等変動計算書
前連結会計年度(自 平成24年3月1日 至 平成25年2月28日)
        (単位:千円)

  株主資本

  資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計

当期首残高 1,035,600 1,282,890 7,084,177 △201,146 9,201,521

当期変動額          
剰余金の配当     △129,335   △129,335

当期純利益     765,356   765,356

株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
         

当期変動額合計 - - 636,021 - 636,021

当期末残高 1,035,600 1,282,890 7,720,198 △201,146 9,837,542

 
           
  その他の包括利益累計額
少数株主持分 純資産合計
その他有価証券評価 その他の包括利益累
  差額金
為替換算調整勘定
計額合計
当期首残高 3,627 △849,055 △845,427 133,465 8,489,558

当期変動額          
剰余金の配当         △129,335

当期純利益         765,356

株主資本以外の項目の当期
10,738 194,903 205,641 △15,959 189,682
変動額(純額)

当期変動額合計 10,738 194,903 205,641 △15,959 825,703

当期末残高 14,365 △654,152 △639,786 117,506 9,315,262

 




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フロイント産業(株)(6312)平成26年2月期決算短信
当連結会計年度(自 平成25年3月1日 至 平成26年2月28日)
        (単位:千円)

  株主資本

  資本金 資本剰余金 利益剰余金 自己株式 株主資本合計

当期首残高 1,035,600 1,282,890 7,720,198 △201,146 9,837,542

当期変動額          
剰余金の配当     △172,447   △172,447

当期純利益     787,841   787,841

自己株式の取得       △122 △122

在外子会社の支配継続子会
社に対する持分変動
  △2,367     △2,367

株主資本以外の項目の当期
変動額(純額)
         

当期変動額合計 - △2,367 615,394 △122 612,904

当期末残高 1,035,600 1,280,522 8,335,593 △201,269 10,450,446

 
           
  その他の包括利益累計額
少数株主持分 純資産合計
その他有価証券評価 その他の包括利益累
  差額金
為替換算調整勘定
計額合計
当期首残高 14,365 △654,152 △639,786 117,506 9,315,262

当期変動額          
剰余金の配当         △172,447

当期純利益         787,841

自己株式の取得         △122
在外子会社の支配継続子会
社に対する持分変動
        △2,367

株主資本以外の項目の当期
568 427,871 428,439 36,285 464,725
変動額(純額)

当期変動額合計 568 427,871 428,439 36,285 1,077,629

当期末残高 14,934 △226,280 △211,346 153,791 10,392,891

 




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フロイント産業(株)(6312)平成26年2月期決算短信
(4)連結キャッシュ・フロー計算書
 
    (単位:千円)
前連結会計年度 当連結会計年度
  (自 平成24年3月1日 (自 平成25年3月1日
至 平成25年2月28日) 至 平成26年2月28日)
営業活動によるキャッシュ・フロー    
税金等調整前当期純利益 1,337,765 1,323,445
減価償却費 232,685 303,794
訴訟関連費用 301,360 -
減損損失 - 22,533
賞与引当金の増減額(△は減少) 52,914 △39,709
役員賞与引当金の増減額(△は減少) 23,000 △21,000
貸倒引当金の増減額(△は減少) 4,318 △1,022
受取利息及び受取配当金 △7,311 △6,411
支払利息 2,147 4,860
為替差損益(△は益) △28,093 △23,248
有形固定資産売却損益(△は益) △21,773 △4,665
保険解約損益(△は益) △77,565 220
売上債権の増減額(△は増加) 217,007 453,1

Origin: 平成26年2月期決算短信〔日本基準〕(連結)

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